古生物学

【恐竜】みんなの知らない恐竜復元の真実!人類は化石から過去を覗く!

お久しぶりです!

 

最近YouTubeに高校化学の解説動画を出すことに集中していましたが、5月病を患いその更新も遅れ、ただ趣味の読書などは続けていて、、、

 

もう7月なんですけども...
のぶ

 

そこで久しぶりに見た「ジュラシック・パーク」から恐竜に興味津々だった幼き頃の自分を思い出したわけですが

 

その影響もあってしばらく恐竜の本を読み漁っていました。

 

そんなわけで今回そこで得た恐竜に関する知識をみなさんに少しおすそ分けです!!

 

今日の恐竜研究では様々な学説が日々生まれては消えているわけですが、そんな世界の中で日々博物館に展示されている恐竜たちは姿を変えてきています!

 

そんな恐竜たち、現在は化石の形でしかその姿を見ることができないわけですが、映画「ジュラシック・パーク」ではその色や形まで完全再現されています!

 

しかし、先ほども述べたように僕たちは恐竜を化石としてしか見ることができない、、、

 

「色ついてるのなんでなん???」

 

ってなりませんでした?

 

僕はなりました!
のぶ

 

そこで今回はそんな恐竜復元の世界をみなさんに紹介します!

 

 

 

恐竜の化石は骨だけじゃない?

おそらく多くの人は化石と聞いたときに博物館などで展示されている骨格の化石を想像すると思います。

ティラノサウルスの骨格の化石です!
のぶ

 

確かに、骨格の化石は迫力もあるしカッコイイ!!

 

だけど、現在に残っている化石は骨格の化石だけではないんです!

 

骨以外にも羽毛や皮膚の化石卵の化石も存在します!

 

卵の化石はわかるけど、羽毛や皮膚は化石として本当に残るの?

 

なんてことを思うと思いますが、羽毛や皮膚の化石も限られた条件の元ではしっかりと残るんです!

 

 

 

 

羽の化石ができるまで

羽毛や皮膚というのは化石と違い軟組織のため、時間をかけて土の中に埋もれていく場合には腐ってしまい化石として残りません。

 

じゃあ、どのような条件の時に化石として残ることができたのでしょう?

 

そう!徐々に埋もれていくのがダメならば一気に埋もれてしまえば良いのです!

"押してダメなら引いてみろ"的な
のぶ

 

しかし、恐竜が自ら土の中に埋もれていくなんていう奇行に走ることはないわけですから、何か外的要因が必要になります。

 

それが火山の噴火です!!

 

火山の噴火によって排出された火山灰によって埋もれてしまった恐竜は羽毛や皮膚が腐ることなく化石となるので当時の色を知ることができるのです!!

 

足の部分が皮膚が残ったまま化石になってます!
のぶ

 

 

 

 

羽毛や皮膚の化石の色を判定

さあ、火山灰によって最高の状態で発掘された恐竜の羽毛や皮膚の化石の当時の色を分析していきます!

 

そこで使うのがこれ!

 

 

走査電子顕微鏡(SEM)です!!

 

これが大学などの研究機関に置かれています!
のぶ

 

走査電子顕微鏡は、学校の理科実験などで使う顕微鏡よりも拡大率が高い顕微鏡です!!

 

高校などに置いてあるタイプはこっち!
のぶ

 

その走査電子顕微鏡で羽毛や皮膚の化石の表面を観察していくと、メラノソームという色素細胞を見つけることができます!

 

そしてこの発見されたメラノソームを現在存在する鳥のメラノソームと比較することで色を確定させていきます!

 

こうして様々な恐竜の色が確定させられてきました。

 

ここで発見されたことが一つあります。

 

一部の恐竜は現存する鳥に色がとても似ているということ!!

 

これが次の段階での考察のヒントになっていくんです!!

 

 

 

 

羽毛や皮膚の化石が残っていない恐竜はどうするの?

ここで、みなさんは疑問に思ったでしょう!

 

「じゃあ、羽毛や皮膚の化石が残っていない恐竜はどうしているの?」

 

こう思うのは当然です。そこで、

 

「じゃあ、勝手に色を決められた恐竜もいるということなの?」

 

と思ったことでしょう!

 

これは半分正解、半分不正解です。

 

一つ前の章を思い出そう!
のぶ

 

ここで思い出して欲しいことがこの事実!

 

ココがポイント

『一部の恐竜の色が現存する鳥などに色が似ている』

 

ここにヒントを得ました。

 

つまり、色がわからない恐竜に関しては、現存する鳥を参考に色を決めてしまったということです。

 

しかし、これも勝手に選んだ鳥の色を当てはめてしまっては意味がないので、一つ条件を設けました!

 

それがこれ!

 

ココがポイント

『生物的な役割が似ているものの色を参考にする』

 

です!!

 

つまり当時の肉食性の捕食者だったティラノサウルスの色を現在の被食者(食べられる側)である雑食性のスズメの色を参考に決めることはできないということです!

 

これは自然界での生き物の色の意味に起因します。

 

自然界では動物は様々な色をとりますが、これは特に被食者に多い傾向です。

 

被食者は捕食者から身を隠すために周囲の環境に馴染める色を獲得したわけです。

カメレオンなども周囲に化けて生き延びてます!
のぶ

 

つまり、捕食者のティラノサウルスは身を隠す必要が基本的にないわけですから、被食者の色を参考にするのはおかしいというわけですね!!

 

このようにして様々な恐竜の色が今日までに決まってきたんです!!!

 

ティラノサウルスはもっと派手な色で生活できたね!
のぶ

 

 

最後に

いかがだったでしょうか?

 

今日の恐竜図鑑に載っている恐竜たちはこのようにして色が決められていたんです!

 

つまり、現在羽毛や皮膚の化石が見つかっていない恐竜は未来の図鑑では色が変わっているかもしれないわけです!

 

これが今日まで様々に形を変えて本で紹介されてきた恐竜の正体でした!!

 

これからの恐竜図鑑を眺めるのが楽しみになってきたでしょう?

 

え、僕だけ、、、?
のぶ

 

そんなわけで、今回は恐竜の色の正体についてでした!!

 

 

参考文献

 



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