7月に入り多くの人が受験勉強に本腰を入れ始める時期になりましたね!
そして、英語に関して言えばそろそろ英語長文に手をつけ始める頃ではないでしょうか?
そして英語長文をやり始めた多くの人が
「あれ?読めなくね??」
となっている頃だと思います。
最初の頃は英語長文をまだ読み慣れていなく、色々なところでつまずいてしまいます!
しかし、何個も問題を解いていくうちに段々と慣れてくるのでそこは安心してください!
というわけで、今回は英語長文の参考書「やっておきたい英語長文シリーズ」の紹介です!!
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1.構成
基本的な英語長文問題集といった作りになっています。
この問題集はシリーズものなのでレベルごとに「やっておきたい300」「やっておきたい500」「やっておきたい700」「やっておきたい1000」というように4部構成になっています。
また、問題と解答は別冊になっていて、切り離して使えるようになっています!
解説に関してはシンプルの部類に入ると思います。
しかし、各設問の押さえておきたい文法事項や解答の根拠はしっかりと記されているため、使っていて不自由することはないです!
また、全文訳もただ羅列するだけでなく、パラグラフごとにまとめられていたので、他の参考書よりも見やすい構成になっていると思います!
そして、最後に出典大学が載っているのも受験生のモチベーションアップに一役買っていると思います!
やっぱり大学の名前が分かった上で解けたときは本番じゃないとは言え嬉しくなるものですよ!!
2.使用対象者と到達点
構成で紹介したように、やっておきたいシリーズはレベルごとで4冊存在するので、それぞれについて分けて書いていきます。
・やっておきたい300
やっておきたいシリーズの先鋒にあたるのが「やっておきたい300」(以下300)です!
300の良さは何と言っても問題量の多さでしょう!
300字ぐらいの英語長文が30題載っています!
だいたいレベルとしては日東駒専レベルなのですが、このレベルでこれだけの演習を積んでおけばしっかりとした基礎力が築かれるのでとても良い参考書です!
なので、使用対象者は文法とセンターレベルの単語熟語が入っている人です!
そして到達点は偏差値55付近だと思います!
わたしの友達にこれだけで偏差値60まで持っていた人もいましたが、平均としてはこのぐらいでしょう。
・やっておきたい500
次はやっておきたいシリーズの次鋒にあたる「やっておきたい500」(以下500)です。
500はMARCHレベルの長文が載っている問題集です!
300から500に入ると結構レベルに開きがあって挫折する人もいるぐらいの参考書です。
なので、人それぞれですが300と500の間に何か中間ぐらいのレベルの参考書を挟む必要があるかもしれません。
使用対象者は偏差値60付近の人です。
そして到達点は偏差値65前後だと思います!
このレベルまで来るとある程度難しい文章に慣れて来るので安定はしませんが、場合によっては偏差値70ぐらいになるかもしれません!
・やっておきたい700
やっておきたいシリーズの副将にあたる「やっておきたい700」です。
この参考書は早慶志望者御用達といった感じで、早慶以上を志望する人が手をつけているイメージです!
また、MARCHの上位学部の志望者も使うべきでしょう!
使用対象者は偏差値65付近が安定して取れる人です!
この安定して取れるというのが重要で、たまたま選択問題が運良く当たって偏差値65前後に1回なったからといっていきなりこの参考書に手を出すと爆死してしまいます!
そして到達点は偏差値70です!
ここまでやりきれば偏差値70の大台に乗ることは間違いないでしょう!!
逆にここまでやって偏差値70に1度も乗らないというのであれば、それは長文読解以前に解釈に問題があるかもしれません!
なので、英文解釈の参考書を使って一度精読をしてみましょう!
英文解釈の勉強法↓
これが正しい英文解釈のやり方!英文解釈のやり方を徹底解説!!
・やっておきたい1000
ついにきました、大将!「やっておきたい1000」です!
「700の時点で偏差値70に行くのであればこれはやる意味あるの?」と思った方が大勢いると思います!
そう!たしかに700の時点で十分な読解力は養えます!
1000は受験英語に余裕ができた人たちによる高貴なる遊び場なのです!
夏休み前に700が終わってしまい、
「夏休み中に私大の過去問を解くのはちょっと違う」
と思った人たちがより本番に近い長さの超英語長文を演習するための問題集です!
700の文字数が増えた問題集と思ってもらえればOKです!
なので、使用対象者は受験英語に余力がある人
そして、到達点は安定して偏差値70超えです!
もう、ここまでやってしまえば敵なしです!!
3.やり方
やり方は他の英語長文の問題集と同じように、まず初見で解いてみて、わからなかったものについて解説を読んでいくといった感じです。
そして解くときに意識して欲しいのが解答の根拠をどこから取ってきたかということです!
内容一致の問題だったら、問題文の何行目の内容と一致というように、解答の理由も問題を解くときに一緒に記しておきましょう!
そして丸付けをするときにこの解答の根拠まで合ってて始めてその問題を正解とします!
これをする事で、本番も内容一致問題を適当に選ばないようになります!
また、それぞれの問題の分析も行なってください!
問題の分析というのは、その問題が長文の内容が分かっていないと解けない問題なのか、単純に文法や熟語の知識で解ける問題なのかということです!
これも普段からしておくことによって、本番でぶち当たった問題が文意から解くか否かというのを瞬時に見抜けるようになります!
これによって、長文を解き終わる時間が早くなるので、早慶などのような激ムズの長文でも一通り目を通すことができるようになるのです!
なので、解答の根拠と問題の分析を意識して解くようにしましょう!
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4.最後に
英語長文は受験英語で最も重要な分野です!
ぜひ、ここで紹介した参考書をフル活用して英語長文の勉強を進めていってください!
ここで紹介しているもの以外にも英語長文の参考書はいっぱいあります!
自分で手にとって、自分に合う一冊を選びましょう!
ここに書いてあるものはその一助になれば幸いです!
twitter(@tsureblo_nobu)も始めました!受験生の皆さんのやる気を出せるようなことをただただ呟いています。
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ガンバレ、受験生!!