1.模試を受ける意味
多くの受験生が一度は思うであろう疑問の1つである模試を受ける意味についてですが、まず先に結論から言うと、正直模試は受けすぎても意味がありません!
なぜかと言うと、模試というのはあくまで自分自身の現段階での実力を測るためのものであるので、短期間で何度受けたところで成績が上がるわけではないので、むしろ逆効果になってしまいます!!
理想の期間としては、3ヶ月に一度でしょう!
このことを知らずに学校や予備校が多くの受験生に無駄に模試を受けさせているのを見ると悲しくなりますね、、、
学校側としては予備校の模試のスケジュールなど知ったことではないので学校側が定めた約3ヶ月に一度のペースで生徒の皆さんに模試を受けさせます。逆に予備校側も学校側の模試のペースなど知ったことではないので、約3ヶ月に一度のペースで模試を受けさせます。
特に、俗に言う進学校に通っている生徒の人に多いのが上記のケースです。
なので、進学校の子がよく陥るパターンとして、3ヶ月に一回大きな模試を二週連続で受けなくてはならなくなるということがあります。
こうなると結果、復習がおろそかになり、模試を受けた意味がなくなってしまいます。
進学校とは逆のパターンで、偏差値~55ぐらいの学校になると、学校一括での模試の申し込みをしていないので、予備校に行っていない場合、模試を受ける機会が皆無になると言うパターンです。
これもこれで困り者で、3ヶ月ごとでの自分自身の学力を測ることができなく、他のライバルとの差も把握できないので、受験に失敗してしまいます。
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・進学校の人へ
まず、進学校の人は受験期に入ると大量の模試を受けさせられることになると思うので、基本3ヶ月に一度のペース
を意識しながら、学校か予備校のどちらか一方の模試を受けない(おそらく予備校の模試を断ることになるでしょう)と言うことをする必要があります。
そうしないとせっかく受けた模試の意味がなくなってしまいますからね!
これにプラスして志望校ごとのオープン模試などを受ければちょうど良いペースになると思います!!
意外と受けない人が多いオープン模試ですが、もし旧帝大以上を狙っている受験生の人であれば絶対に受けるべき模試になっています。
なので、進学校の人は過剰な模試を断ると言うことを意識して頑張ってください!!
・その他の高校の生徒さんへ
こちらに関しては、特に気をつけなければいけないことというのはあまりなく、とりあえず3ヶ月に一度忘れずに模試に申し込むということだけを注意してもらえればOKです!
進学校の人と違って、周りの人の意識が低いということがあり得るので、特に注意してほしいのがモチベーションの維持ですね。
これに関しては、自分一人ではどうすることもできないので、予備校で意識の高い空間に身を置くというのも1つの選択肢としてありだと思います。
ただその時に注意してほしいのは、講座を何でもかんでも取りすぎないことです!!
これだけ注意していれば、あとは予備校の方で勝手に模試は受けさせてもらえるし、周りは意識高い人だらけだしで、良いことづくしだと思います!!
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3.模試の活用
せっかくお金を払って模試を受けるわけですから、最大限に利用しないともったいないです!
てなわけで、模試の利用法ですが、大きく分けて3つの利用法があります!
- 志望者の中での自分のポジションを知る
- 自分の得意・不得意分野を知る
- モチベーションをいただく
まず、志望者の中のポジションを知るということですが、これは結果表を見て志望者の中の順位を見て知ることができます。これを見れば、自分は現時点で合格圏内にいるかを把握できます。これを知ることで、もっと志望校をあげるべきなのか、もっと勉強を頑張るべきなのかを知ることができます。
特に、合格圏内で余裕のある人は志望校をあげることを検討しましょう。どうしてもその大学に行きたいというのであればあげる必要はありませんが、もし特に志望理由がないのであれば、志望校を上げておかないと中だるみが起きてしまうので上げた方が良いと思います。これに関しては私が実際に陥ったので絶対に志望校のランク上げは、するべきです!!
次に、自分の得意・不得意分野を知るということですが、これは理数系科目であれば、模試を受け終わったらすぐにわかると思います。なので、多くの受験生が取り組んでいると思うのでここでは特に言及しません。
最後にモチベーションをいただくということですが、これは単純に自分の成績が前回より上がっていることを確認してモチベーションを保つということです。この時に特に確認してほしいのが、前回の模試から補強した分野ができているかということです。ここができていればその間の勉強が意味があるものだったということなので、素直に喜びましょう!!!
模試の活用方法はこんな感じです!!
4.まとめ
今回は模試の活用法について紹介しました。
模試は受けすぎない、苦手教科の発見に利用、etc...に気をつけて頑張って行きましょう!!!
継続は力なり!!
頑張れ受験生!!!
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