みなさん、こんにちは。
今回は化学の勉強法を紹介します!
化学の範囲は膨大で、私の高校では化学基礎の範囲を含めて全範囲を習うまでに高1〜高3の夏までの2年半かかりました。
理科の中では最もポピュラーな科目なので、受験する人も多いと思います。
まずは、化学の概要から説明していきます。
1.化学という科目
化学は分野に分けると、理論化学・無機化学・有機化学の3分野に分けることができます。
それぞれの科目の暗記・理解の比率は
- 理論化学 暗記:理解=3:7
- 無機化学 暗記:理解=8:2
- 有機化学 暗記:理解=5:5
となっています。
だから、それぞれの分野で勉強法も変わってくるところが化学の難しいところだと思います。
理論化学で理解に重点を置いた勉強をして、そのままの勢いで無機の勉強をすると見事大爆死します。
なので分野ごとに合わせた勉強法を適応していきましょう。
また、化学の難しいところは分野ごとに勉強法は分かれているのにもかかわらず、入試では各分野の複合問題が出たりとなかなかに手こずらせてくれる科目です。
なので、暗記事項とその運用をしっかりとできないと得点を稼げない科目です!
スポンサーリンク
2.化学の勉強法
先ほども説明した通り化学の勉強法は分野ごとに違ってくるので、まずそれぞれの分野に分けて説明していきます。
・理論化学
ここは理解に重点が置かれている分野です。
基本的には数学や物理と勉強法は似ていますが、原子の構造など暗記が少し多くなっています。
理論化学は入試化学の基本で、ここができていないと計算問題を解くことができないですが私は理論化学が一番苦手でした。
そんな、苦手な理論化学を克服した方法は「単位を意識して計算」です。
例えば分子量はg/molなどです。
単位を意識して計算すると、答えの単位に合わせることによって答えがもとまるので計算問題が解けるようになります。
ただしこのやり方を繰り返すことによって、原理を理解したり典型問題の解法を覚えたりしましょう。
・無機化学
無機化学はほとんど暗記をすればOKな科目です。
各原子の特徴などを暗記していきましょう!
この時にオススメなのが無機化学の専用ノートを作って、そこに無機化学の重要事項をまとめるということです。
これをすれば無機化学は基本的にOKなので、あとはそのノートを持ち歩いて何度も見直しましょう。
無機化学は机に座りながら勉強する時間が勿体無いので、移動時間を利用しながら勉強していきましょう!
・有機化学
結構な数の現役生が時間がなくて、習得をしないまま受験会場に行きノックアウトされてしまう範囲の有機化学です。
しかし、私が受験生の時は一番好きな範囲でした。
ある程度暗記を済ませてしまえば、後の構造分析はパズルを解いているような感覚でできるので楽しいです。
そして、入試問題では基本的に構造分析しか出ないので私は有機化学が化学の得点源でした。
やっぱり楽しく勉強できるのが一番です!!
プランとしては、暗記範囲は移動時間に済ませてしまい、そして暗記した範囲の構造分析をその日に行うというのが良いと思います。
この方法は暗記した内容をすぐに運用するので効率よく暗記が進んで行きます。
・総括
3分野を総括した勉強方法としては各分野を1つずつ仕上げていくのではなく、3分野を並行して処理していくというやり方です。
まず、理論化学の勉強をして行きます。
これと同時に無機化学の暗記を進めて行き、無機のまとめが終わったと同時に有機の暗記に移行します。
そして有機の暗記の途中らへんで理論が大体仕上がるはずなので、そのまま構造分析に移行して行きます。
こうすれば3分野を並行に進めていくことができ時間の無駄を省くことができます!
また3分野を並行処理しながら勉強していくので入試本番の複合問題にも対応しやすくなります。
これは現役生にとっては嬉しいことだと思います。
3.最後に
化学は理科の中で最もポピュラーな科目なので敵が多い科目です。
しかし、範囲が膨大なので意外と全範囲を完全習得しないまま試験会場に来ている受験生もいます。
なので全範囲を完全習得すればそれだけで他の受験生よりも少し上にいます。
現役生は化学の全範囲の完全習得を目指して勉強して行きましょう!
twitter(@rikeiburogu)も始めました!もし、このブログが気に入ったらフォローしてもらえると毎日の励みになります!!
頑張れ、受験生!!
スポンサーリンク